ところで入管オンライン申請のポスターやマニュアルによく出てくるこの子の名前を知ってますか？
この子、卵かと思っていました。調べたらオンラインコだそうです。名前は『らすっぴ』
かわいいですね～。(*^^*)
「在留申請オンラインシステムに宿った妖精。
出来上がってまだ日が浅いシステムなので，改善点も多く四苦八苦しているが，便利なオンライン申請ができるように頑張ります。」
とあります。（笑）
確かに保存ができない、添付できる容量が少ないなど、入管のオンラインシステムに不満はいっぱいあり、それは私だけではなく、いろんな行政書士から聞きます。
2019年7月からオンライン申請は開始しましたが、改善要望してもほとんど改善されている気がしません。が、小さい一歩だけれども確実に改善はされているようです。
例えば2024年6月11日、在留申請オンラインシステムの改修を実施したという情報が入管よりリリースされました。 https://www.moj.go.jp/isa/11_00039.html
改修は主に2点
１ 入力必須でない項目について必須チェックを外す改修
入力不要なのに、システム的に入力しないと先に進めない項目がいくつかあり、ダミーコードを入力する必要がありました。ヘルプデスクにも問い合わせは多かったと思うので、良かったです。
２ 資料添付の際のエラーメッセージの改修
「添付資料のファイルサイズが１０ＭＢを超える場合、「サーバーメンテナンス中です。」というメッセージが表示されましたが、エラー内容をわかりやすくするため、以下のメッセージに変更する改修を行いました。
「添付資料ファイルのサイズが１０ＭＢ（メガバイト）を超えているため、取込みできません。」
そうだったんですね！？
なぜ時間関係なく、いきなりサーバーメンテナンスになるのかと思っていました。（笑）
この改修を見てもわかるように、小さい一歩です。らすっぴのいう通りまだまだ改善点は多いです。
が、法務省の予算は少ない印象です。
令和６年度一般会計概算要求・要望額 では7,671億円を要望しています。
メイン省庁との比較では、一番低いといえるでしょう。
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2024/sy050905.pdf
「12 出入国の公正な管理及び外国人との共生社会の実現に向けた環境整備」に該当すると思われますが、そこでは10億円ほど昨年度より増えているようです。
が、そのうちシステム改修にいくら予算を計上しているかが、不明です。
もっと調べたら出てくるかもしれません。
入管職員増員、今後のシステム改修費にもある程度かけてくれることを期待します。
さて、らすっぴに戻って、プロフィールを入管のHPから抜粋します。
https://www.moj.go.jp/isa/applications/online/online-character.html
名前 : らすっぴ
性別 : 女の子
生年月日 : ２０１９年７月２５日（在留申請オンラインシステムの運用開始日）
年齢 : ２歳
身長 : ５２cm
体重 : ５００グラム
出身地 : 電子新星
好きなもの : イカ天
家族構成 : 電子新星に両親と妹がいるらしい。
性格 : 人懐っこい。寂しがり屋。
将来の目標 : 全てデジタルで完結する在留申請を実現すること。
電子新生出身なんですね。
目標も高くて、応援したくなります。
作業着？バージョンもあります。災害時用かな。
オンライン申請で先に進まずちょっとイラっとしたら、らすっぴを見て気持ちを落ち着けましょう。＾＾
