「チョンキンマンションのボスは知っている」を読み

「チョンキンマンションのボスは知っている」

香港のタンザニア人コミュニティの話。
・タンザニアの人々は待ち合わせに数時間遅れたり、すっぽかしたり。
・難民ではないのに難民申請をしたり。

しかしその一方、困った同胞がいると
・「偶然に出会った得体の知れない若者」でも気軽に部屋に止める。
・1年にもわたって衣食住の面倒を見る。
日本人はここまでできるだろうか?

香港にいるタンザニアの人は仕事をしに来ている。そして騙され方もすごい。
・海賊版DVDを大量に仕入れて母国で確認したら全て空CDだった。
・共同で宝石をコンテナで運んだのに一足早く受け取り全て持逃げされた。

ペーパーワイフとペーパーハズバンドは香港でも勿論ある。
偽装結婚よりよほどわかり易いのでは。

・日本人は真面目に働かないことに怒り、香港人は儲けが少ないことに怒る
・アジア人は干支を気にするから自己紹介で干支と星座を言う

など、タンザニアの人々は良く観察している。
その国で仕事をしようと思ったら、郷に従うのは当たり前かつ朝飯前なのだろう。

日頃仕事をしていると遅刻したり難民でないのに難民申請する人達に??が絶えないが、
この本を読むと、商売人でしたたかだけど、同胞愛にあふれる、人達なのだと、少し理解ができる気がする。